2023年8月25日より開幕するバスケットボールW杯に日本代表として出場するジョシュホーキンソン選手が注目されています。
両親ともにアメリカ人のジョシュホーキンソン選手の日本名・鷹大（たかちゃん）の由来や、なぜ日本人に帰化したのか気になりますね！
・ジョシュホーキンソン「たかちゃん」の由来
・日本に帰化した理由
・ジョシュホーキンソンはなぜ来日したのか
上記について調査していきます！
ジョシュホーキンソンはなぜ「たかちゃん」？由来は？
バスケットボール日本代表のジョシュホーキンソン選手の日本名は「鷹大（たかひろ）」。
チームメイトからはたかちゃんと呼ばれています。
実はこちらの日本名「鷹大」は日本国籍となった後に考えたニックネームのようなもので、公式なものではないそうです。
というのも、日本国籍を得た際にチームメイトから「日本名を選べばよかったのに」と言われ考えることにしたそう。
申請が受理された知らせを聞いて、チームメイト全員もとても喜んでくれました。その後に「日本名を選べばよかったのに」って言われました(笑)。日本のパスポートにも自分の名前をそのまま使っていたので。なので、自分が使用したい日本名を考えてみました(笑)。
Basketball News 2for1より引用
また、「鷹大（たかひろ）」という名前には、ジョシュホーキンソン選手の特別な思いが込められていました。
動画内で述べていますが、アメリカでもニックネームとされていた「Big Hawk（大きい鷹）」が日本名の由来になるそうです！
名字であるHawkinsonとも繋がりがあり、「鷹大」という日本名には納得です。
「たかひろ」＝「たかちゃん」で慕われているのですね！
バスケ版ヌートバーと言われていますが、「たかちゃん」として活躍を期待したいと思います！
ジョシュホーキンソンが帰化した理由は？
ジョシュホーキンソン選手は、2023年2月に日本国籍を取得し、帰化しました。
元々、バスケットボールの外国人選手として日本で活躍していたジョシュホーキンソン選手。
日本へ帰化した理由として、以下のようにコメントしています。
「最初、日本に来た時はカルチャーショックを受けたりして順応するのに時間がかかりました。でも当時の周りの方々が自分をサポートしてくれ、日本の文化や様々な良いところを教えてくれたことでだんだんと日本が好きになっていきました。そして、日本でのプレーも長くなって、お世話になった方々に恩返しがしたいと考えた時、帰化のことを教えてもらいました。もっと日本のバスケットボールを盛り上げたい気持ちもありましたし、何よりも恩返しの気持ちで帰化を決断しました」
Basket Countより引用
帰化の理由が、お世話になった方へ「恩返し」がしたいから。
日本人へ帰化をするという人生を変える決断を20歳代で下すというのはすごいことですよね！
恩返しをしたい2人の父親の存在
帰化した理由として「恩返しをしたい」と語っているジョシュホーキンソン選手には、名古屋に2人のお父さんがいるそうです。
名古屋に2人の父親がいるんだ。ひとりは理容店のトミオ（平江富男）さん。もうひとりはファイティングイーグルス名古屋でトレーナーをやっているT（平岩丈彦）さん。チーム以外で初めてできた友達のような存在。日本での暮らし方とかを教えてくれた。実の父に『外に出ていろいろと経験しなさい』と言われたとき、彼らがそれを手伝ってくれたんだ
テレ朝POSTより引用
そのひとりが理容店の平江富男さん。
知人を介して知り合い、なかなか馴染めなかった日本での暮らしを支えてくれたそうです。
そして、ファイティングイーグルス名古屋のメディカルトレーナーを務める平岩丈彦さん。
平岩丈彦さんの息子さんも、アルバルク東京に在籍する平岩玄選手とのこと。
どこか息子さんと重ねる部分もあったのかもしれません。
ジョシュホーキンソン選手と周囲の人たちとの温かい繋がりから生まれた絆がとても素敵ですね！
ジョシュホーキンソン選手はなぜ日本に？
アメリカ生まれのジョシュホーキンソン選手がなぜNBAではなく日本でバスケに打ち込んでいるのか気になります。
ここでは、ジョシュホーキンソン選手の経歴から日本でプレーするようになった経緯を紐解いていきます！
ジョシュホーキンソン選手のプロバスケットボール選手としての経歴は、2017年日本でスタートしています。
バスケットボールは4歳の頃から始め、プロ選手を意識し始めたのは6歳と信州ブレイブウォリアーズの公式プロフィールで答えています。
日本のプロバスケと出会ったのは、ロサンゼルスで開催していたBリーグトライアウトがきっかけとのこと。
【Bリーグトライアウトとは】
①世界に通用する選手を輩出するため、世界に挑戦する意欲に溢れる若い選手を発掘する
②B.LEAGUE 2023-24シーズンに向けた選手の挑戦の機会を創出する。
上記を目的とした、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ主催のトライアウト。
（公式サイト：B.LEAGUE TRYOUT2023 より引用）
このトライアウトでファイティングイーグルス名古屋がジョシュホーキンス選手を見初め、日本に渡ることになりました。
本場のアメリカに生まれ、NBAでのプレーを夢見て努力していたそうですが、残念ながらその夢は叶わなかったそう。
大学へ進むと大好きなバスケに専念し、強豪リーグで活躍。過去に数人しかいない1000得点1000リバウンドを達成し、リーグのオールスターチームにも選ばれるほどの実力者に。〜中略〜
テレ朝POSTより引用
「小さいときからNBAでプレーすることが夢だった。ドラフトの前に5、6チームの練習に行って、結構いいプレーをしたけど指名されなかった」
日本のプロ野球同様、NBAも指名されなければNBA選手にはなれないんですね。
そんな時に当時のエージェントが勧めたのが日本のBリーグで前述のトライアウトに挑戦することを決断したそうです。
この決断が、人生の分岐点になったのは間違い無いですね！
憧れのイチロー選手との関係
ジョシュホーキンソン選手を語る上で、外せないのがシアトルマリナーズでプレーをしていたイチロー選手との関係です。
野球少年でもあったジョシュホーキンス選手は幼い頃からイチロー選手の大ファンだったことを明かしています。
日本に来日することを決めた時、ジョシュホーキンス選手は日本のことを全然知らなかったとのこと。
当時はまだ日本のことを何も知らなくて、イチロー、任天堂、寿司、この3つしか知らなかったよ。
テレ朝POSTより引用
イチロー選手の存在が“日本”との距離を縮めた一つの要因だったのかもしれませんね。
また、ジョシュホーキンス選手が日本代表に決まり、イチロー選手との対面が叶ったことがインスタグラムで報告されました。
とても素敵な写真ですね！
ジョシュホーキンス選手は日本語でイチロー選手に挨拶し、イチロー選手もバスケットボールW杯を応援することを約束したそうです。
国境の垣根を超えて、こういった絆が生まれるスポーツの力はとてもすごいです！
たくさんの人の応援を胸に、バスケットボールW杯で活躍してくれることを期待したいと思います！
最後までご覧いただきありがとうございました。
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